乾燥調製施設では、生産者が刈り取ったお米(ここでは籾(もみ)の状態)を乾燥し、もみがらを取って玄米にしています。お米を籾から玄米にするまでの間に、刈り取った時に混入したごみや石、わらごみなどを取り除いて調製を行っています。
木造総合支店の穀物乾燥調製施設では主に大豆と原種(農家が植える種もみを育てるための種もみなど)の乾燥調製を行っています。また、同敷地内に種子乾燥調製施設があり、こちらでは一般種子(農家が植える種もみなど)の乾燥調製を行っています。
ごしょがわらカントリーエレベーター
きづくりカントリーエレベーター
ごしょがわらライスセンター
穀物乾燥調製施設
令和2年9月に新設された集出荷貯蔵施設は電動式移動ラック式の低温倉庫を導入し、さらなる安全安心と品質向上に一役買っています。
集出荷貯蔵施設
集出荷貯蔵施設内部
そのほか、低温倉庫3カ所、準低温倉庫3カ所を主として「お米」の保管をしています。
各倉庫では、下の写真のようにフレコン(左写真)や紙袋(右写真)で保管しています。
JAごしょつがる初の精米施設「グローバルライス」が令和2年3月、五所川原市梅田地区に完成しました。
グローバルライスでは、精米する際に最新型のフルカラー光選別機をはじめ、多彩な選別機を設置し、製品への異物混入を防いでいます。精米した商品は真空包装することで、酸化を防止しています。
また、袋詰め方法もロールチューブ、ガゼット、平袋、フレコンなどに対応可能な包装機を設置し、様々な出荷形態に対応できます。
平成24年産より農産物検査場所(倉庫等)における荷受・検査結果・在庫管理まで一貫したデータ管理を行うべく、ハンディー端末を導入しました。
これにより現場でのペーパーレス化を行えるとともに、平成27年産からは食味分析計と連動させ食味分析結果までを一貫してデータ管理できるようにシステム改修を行いました。
農産物検査員78名(R2.4現在)にて、玄米・小麦・大豆の農産物検査業務を行っています。
◆「農産物検査に関する基本要領」(平成21年5月29日付け21 総食第213号食料局長通知)Iの第2の1の(2)に規定する産地品種銘柄の選択銘柄は、次の通りとする。
(水稲うるち玄米)
道府県 | 品種 |
---|---|
青森県 | 青天の霹靂 |
中央りんごセンター内に最新鋭のりんご選果機を平成24年に設置し、糖度や酸度、色などを自動で計測し等級を判定する内部品質センサーとAIビジョンに加え、出荷用の箱をロボットアームでパレットに積み上げるロボットパレタイザーを導入しています。
1日当たりの処理能力は3千ケース(10kg箱)
木造総合支店の多目的農業施設2階にメロン選果機を平成25年に導入しました。1秒間に3玉という速さで糖度を計測し、外観(形状・ネットの入り具合等)をデジタル画像処理により判別しています。選果されたメロンの中でも糖度が17度以上で、外観が特に優れているものを「プレミアムメロン」として販売しています。支店敷地内には直売所(くらしのコーナー)を設けており、出荷期に賑わいを見せています。
施設の見学も受付しております。お気軽にお問い合わせください。
1日当たりの処理能力は9千ケース(8kg箱)
お問い合わせ先:木造総合支店 販売指導課
TEL:0173-42-9153